二十四節季 小満

令和2年5月20日は小満です。

小満は二十四節季の中で8番目に当たります。

 

この頃は、草木が茂り毎日の気温も上がってきます。作物は実り膨らみますが、収穫まではもう少し先です。

入梅前で気候も安定し、程よい暑さになるので、行楽シーズンとなります。自然豊かなところへ出かけると、さまざまな成長を楽しむことができます。


二十四節季は、古代中国で作られたより季節を正確にとらえるための基準となる指標です。
太陽の動きをもとに、太陽が移動する天球上の道(黄道)を24分割したものになります。
つまり、四季(春夏秋冬)をさらに6分割することで、半月ごとの季節変化に対応できるようになり、天候に左右されてないように対処することができます。
これは、日本でも約1,500年前から用いられ生活の中に取り入れられ、今でも年中行事や挨拶などで使われています。
中医学では、自然に逆らうことなく生きるのが最高の健康法とされています。
これらの基本を知り、二十四節気ごとの生活様式や食材を知ることで、より健康で美しく暮らしていきましょう。