二十四節季 小雪
令和元年11月22日は小雪です。
小雪は二十四節季の中で20番目に当たります。
この頃から、大気が冷たくなり、遠くの高い山に積もった雪がうっすらと見え、北陸・東北では初霜が降りるようになります。木枯らしが吹き、時々小春日和があります。
この時期は、食事や運動を適度に行い、骨を丈夫にするような、カルシウムやビタミンCを摂るようにしましょう。
また、免疫力が乱れやすいので、黒いもの(黒ゴマ・黒豆・きくらげなど)やクルミなどのナッツ類を摂り、エネルギーを蓄え強壮するように努めましょう。
二十四節季は、古代中国で作られたより季節を正確にとらえるための基準となる指標です。
太陽の動きをもとに、太陽が移動する天球上の道(黄道)を24分割したものになります。
つまり、四季(春夏秋冬)をさらに6分割することで、半月ごとの季節変化に対応できるようになり、天候に左右されてないように対処することができます。
これは、日本でも約1,500年前から用いられ生活の中に取り入れられ、今でも年中行事や挨拶などで使われています。
中医学では、自然に逆らうことなく生きるのが最高の健康法とされています。
これらの基本を知り、二十四節気ごとの生活様式や食材を知ることで、より健康で美しく暮らしていきましょう。