「眠ること」とは?
人生の1/3は睡眠時間だと言われているほど「眠ること」は私たちの生活には欠かせない行為となっています。
睡眠は自律神経によりコントロールされていますが、環境や精神的な要因が睡眠の質や量に影響を与えることも考えられます。
また、睡眠には、単に身体を休めるだけでなく、以下のような様々な役割があることが分かってきました。
<睡眠の五つの役割>
- 休息
- 記憶を整理して定着させる
- ホルモンバランスを調整する
- 免疫力を高める
- 脳の老廃物を取り除く
このように、睡眠には健康を保つためにも、大切な役割があります。
ただし、少しく帯眠らなくても問題はないだろうと軽視されやすく、ご自身でも気づかれていないがいらっしゃいます。
<良い眠りとは>
- 睡眠時間は6時間以上8時間未満
- 持続し安定した眠りを得る
- 入床時は寝付きがよく、夜間は目覚めることがない
- 起床時はすっきり目覚められるといった実感がもてる
ある調査によると、日本人の5人に一人はなにかした睡眠の問題に悩まれていることがわかりました。また、人口の10%以上の方が持続性の不眠症に悩まされ、約3%の方が習慣的に睡眠薬を服用しているとの報告もあります。
もし、睡眠時間が6時間以下で日中に強い眠気を感じている方は不眠症予備郡か睡眠不足かもしれません。
次回は、睡眠の質を上げる方法についてです。
にじいろ鍼灸院では、中国伝統医学の考え方を日本人に合うように再考し、鍼や灸を用いて、自ら身体を整えようとする自己治癒力を高め、気・血・水の流れや量の乱れを正常な状態に戻し、体質を改善させることで健康な状態に近づくようお手伝いさせていただきます。
ご自身の健康状態を知るための「健康のものさし」は、「食事・睡眠・排泄」で図ることができます。
「よく食べ・よく寝て・しっかり出す」
は、健康状態を把握するひとつの指標となりますので、日々チェックしてみてください。