睡眠を読み解く;④中医学からみる睡眠トラブル
中医学からみる睡眠トラブル
眠れない原因はひとつではなく、身体の状態によって現れ方も対処の方向性も変わってきます。中医学では、不眠を単なる睡眠の問題としてではなく、気や血の巡り、冷えや疲労といった全身のバランスの乱れとして捉えます。
今回は、臨床でもよくみられる代表的なタイプを三つに分けてご紹介します。
ご自身の体調や生活の様子を思い浮かべながら読み進めてみてください。
眠りの質を見直すヒントが見つかるかもしれません。
気の巡りが滞りやすいタイプ
中医学では、気は身体の働きを推し進めるエネルギーのような存在と考えます。
この気の巡りが滞ると、胸が詰まる感じやため息が増え、考えごとが止まらず眠りに入りにくくなることがあります。
ストレスや緊張が続くと「肝」の働きが乱れやすく、気の流れが悪くなるとされ、入眠困難や中途覚醒につながりやすいのが特徴です。
日中に我慢が多い方や責任感の強い方にみられる傾向があります。
深呼吸や軽い散歩、首肩を温めるなど、巡りを促す習慣が眠りを支える土台になります。
血が不足しやすいタイプ
血は中医学で、身体と心を滋養する大切な要素と考えられています。
血が不足すると、脳や精神を十分に養えず、眠りが浅くなったり夢が多くなったりすることがあります。
動悸やめまい、目の疲れ、顔色のくすみを伴う場合も少なくありません。
忙しくて食事が不規則な方、月経前後や出産後、慢性的な疲労が続いている方にみられることがあります。
しっかり休養をとり、栄養を意識した食事を心がけることが基本です。
無理を重ねず、身体を回復させる時間をつくることが、眠りの質を支えていきます。
冷えや疲労が重なるタイプ
身体が冷えやすく、慢性的に疲れを感じている方は、深い眠りに入りにくい傾向があります。
中医学では、身体を温め支える力が弱ると、夜に十分な休息が取れなくなると考えます。
手足が冷たい、朝起きてもだるい、トイレが近いといった訴えがみられることもあります。
過労や睡眠不足が続くと回復力が落ち、不眠が慢性化しやすくなります。
入浴でしっかり温めることや、冷たい飲食物を控えることが大切です。
身体の土台を立て直す意識が、安定した眠りにつながっていきます。
ご自身の健康状態を知るための「健康のものさし」は、「食事・睡眠・排泄」の三つから考えることができます。
「よく食べ・よく寝て・しっかり出す」
この三点は、日々の体調管理の基本です。
にじいろ鍼灸院 大船院は、中国伝統医学の理論をもとに、日本の生活習慣に合わせた鍼灸施術を専門に行う、鎌倉市・大船エリアの鍼灸院です。
症状のある部分だけを見るのではなく、体質や生活環境などを総合的に捉え、身体全体のバランスを整えることで、痛みや不調の根本改善を目指します。
施術は女性鍼灸師が担当し、鍼や灸を用いて本来備わっている自己治癒力を引き出しながら、気・血・水の巡りや量の乱れを整え、体質改善を通した健康づくりをお手伝いしています。
お一人おひとりの状態に合わせた丁寧な施術を大切にしています。
特に、女性特有の不調(生理痛・PMS・更年期の不調など)や、自律神経の乱れによる不眠・イライラ・冷え症といったお悩みにも力を入れています。
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